かつて、NHKには「ウルトラアイ」という事象を司会の山川静夫アナが体を張って科学的に検証する番組がありました。
ある時はスズメバチに立ち向かい、ある時は蚊に刺されて科学を分かりやすく見せようとした山川アナの奮闘は今数多くある科学バラエティの先駆けだったと思います。
そして、NHKの科学番組は名前を替えて受け継がれていきましたが、出演者が行動で魅せるという部分は徐々に失われていったように感じます。
しかし、その正統後継者とも言える番組がついに登場した!と感じたのが
「すイエんサー」でした。
すイエんサーは、NHKEテレで放送されている身近な疑問をすイエんサーガールズが自ら行動によって答えを見つけていくという教育番組です。
番組は様々な先生を配置してヒントを出すということはしますが、基本的にはすイエんサーガールズをほったらかしにします。
何度も失敗しながら答えにすイエんサーガールズがたどり着く様子というのは言葉で言うほど簡単ではありません……。
時に歯がゆかったりします。
しかしだからこそ、説得力を持ち科学的裏づけが確かなものとして視聴者に伝わってくる。
見ごたえがあるんです。
シンプルですが、すイエんサーガールズの悪戦苦闘しながらも頑張る姿をぜひ見てみてください。